2005年のサービス開始以来、絶大な人気を集めている米国の音楽ストリーミング「Pandora」は、今や1億7500万人もの登録ユーザーを抱える。その半数はモバイル端末によるリスナーだが、PandoraはこのほどiPhone用アプリをリニューアルした。ウェブアプリではおなじみのmusic discovery機能を取り込み、歌詞やその歌にまつわる情報などを閲覧できるほか、ユーザーのプロフィールを作成できるといったソーシャル機能も加えた。Andoroid版も同様にバージョンアップし、近々発表する。

music discovery機能には、Pandora内のラジオ400局で流れる曲やアーティストなどについての膨大な量の情報が詰まっている。この大量のコンテンツがユーザーの重荷にならないよう、かつ画面のシンプルさも維持できるようにと模索した結果、詳細な情報が欲しいユーザーだけが利用できるような多重構造のサイトになっているという。同社は、この新機能の利用がごくわずかにとどまっても構わないという姿勢だ。

また、iPad用アプリを改善する形でAndoroid版タブレットのアプリのバージョンアップも行い、さらにWindows 8用の新アプリの投入も明らかにしている。

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