そして2月28日(月)より、新エリアを追加し、「バーチャル大阪」を本格展開すると発表しました。なお、バーチャル大阪へは、VRデバイス・スマートフォン・PC/Macからアクセス可能。clusterの無料アカウント作成と、使用するデバイス用のclusterアプリをインストールすることで体験できます。
大阪の都市の魅力を国内外に発信するメタバース
「バーチャル大阪」は、大阪・関西万博に先がけ、大阪の都市の魅力を国内外に発信するメタバース。“City of Emergence(創発する都市)”をテーマに、集う人々の体験や表現を通じて大阪の新たな文化創出・コミュニティ形成に寄与することも目指しています。本格展開に伴い出現するのは「新市街」エリア。グリコの看板などでおなじみの道頓堀をモチーフにした空間や、大阪城や海遊館といった大阪のランドマークが並ぶフォトスポット広場を構築するようです。また、広場ではビルをのぼるアスレチックなどバーチャルならではの体験もできるといいます。
さらに、「バーチャル渋谷」との往来が可能になるワープゾーンも設置するようです。2020年5月にオープンしたバーチャル渋谷は、ハロウィンやクリスマスのイベントを開催したり、ライブハウスをオープンしたり、原宿エリアを展開したりと、バーチャルシティの先がけ的なメタバース空間。バーチャル上の東京と大阪がつながることで、擬似的な瞬間移動を体験できるかもしれませんね。
バーチャル商店街でのショッピングも
「バーチャル大阪」では今後、さまざまな企画が展開される見込みです。3月12日には、複数のVTuberによる音楽・トークライブイベント「auじぶん銀行 Presents VIRTUAL MUSIC LIVE」を開催予定。3月下旬には、au CM楽曲アーティストのHalf time Oldさん、もーりーしゅーとさんなどが登場するライブイベント「旅立つ君との超応援祭」を開催するようです。
また、実際に買い物ができるバーチャル商店街も構築予定。そのほか、ランドマーク・観光地・テーマパークなどと共に実在都市とバーチャル空間が連動するメタバースを展開し、大阪の魅力向上や経済圏拡張を目指すといいます。
さらに、「バーチャル大阪」内を多言語でガイド可能なスタッフやコンシェルジュの雇用など、新たな働き方も提案していく方針です。
PR TIMES
「バーチャル大阪」公式サイト
「バーチャル渋谷」について(Techable記事)
(文・Higuchi)