シコメルストアで仕込み済み商品を取り入れることで、メニューラインアップの充実や、空いた時間で新メニューを開発できるといったメリットが見込まれます。
さらに、受発注機能を活用すれば、発注業務作業にかかる時間とコストの削減も期待できるでしょう。
飲食店の仕込み問題解決アプリ「シコメル」
「食のサプライチェーンDXで世界をもっと美味しく豊かに簡単に」を事業ミッションとして掲げ、飲食店の経営効率化サービスを複数提供している株式会社シコメルフードテック。なかでもシコメルは、飲食店の仕込み問題解決として、さまざまな飲食店で利用されています。同社によると、2020年10月に同アプリをリリースして以来、アプリを登録・利用している飲食店は1098店にものぼるとのこと(2022年1月末時点)。
仕込みをそのまま外注できる「オリジナル商品オーダー機能」(※要問い合わせ)では、飲食店からレシピを預かり、シコメルがオーダーメイドで商品化します。
これにより、手軽に自店オリジナルの仕込み済み商品を注文することができるように。仕込みにかかる時間や⼯数、人件費の削減が期待されます。
新機能「シコメルストア」「受発注一元管理機能」
そして今回、シコメルに追加された新機能は「シコメルストア」「受発注一元管理機能(β版)」の2つ。シコメルストアは、ミシュラン店や行列のできる人気店のメニューのレシピをもとに再現した仕込み済み商品や、カット肉・野菜、ソースやタレなどを発注できる機能です。手間がかかるメニューの仕込み済み商品を頼むことができます。
和食や洋食をはじめ、韓国料理やスイーツを含む全17ジャンルのなかから選べるのも魅力といえるでしょう。一部エリアを除き、発注後は最短2日(一部エリアを除く)で商品を受け取り可能。また、飲食店以外の介護施設や研修施設なども利用できます。
一方の受発注一元管理機能では、シンプルな操作で複数の仕⼊先への受発注管理を実現します。
FAXや電話、チャットなどで各自管理していた手間のかかる発注業務を、アプリひとつで完結。発注ミスや従業員間の共有漏れなども防げるでしょう。
また、シコメルを経由すれば、複数の取引先や工場から送られてきた請求書も1システムにまとめられるので、支払い業務の負担軽減も期待できます。
飲食業界が抱える「人手不足」「高固定費化」が背景に
シコメルの機能追加の背景には、飲食業界が抱える「人手不足」「高固定費化」などの課題があったといいます。飲食業界が抱えている慢性的な人手不足問題。また、近年は新型コロナウイルスの影響により、飲食店運営に対して制限が設けられ、経営が厳しい状況が続いています。そのようななか、賃借料などの固定費は発生し続けています。
そこで株式会社シコメルフードテックは飲食業界が抱える課題への解決と、経営効率化のサポートを目指し、同アプリを開発。
そして今回、食事を提供する店舗や企業が人手不足の解消や、仕込みにまつわるコストや時間の削減を実現できるよう、新機能「シコメルストア」「受発注機能」を追加しました。
「シコメルストア」は今後、取扱い商品をより充実させていくとのこと。また、2月23日(水)〜4月29日(金)の期間にて、対象の仕込み済み商品を1円で購入できる「シコメルメニュー1円お試しキャンペーン」を開催するようです。
同社は、「これらの機能を通じて(中略)人手不足の解消や従業員の労働負荷の軽減を行い、本来重視すべき商品開発やサービス提供に注力いただけるような環境作りを目指してまいります」と話しています。
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シコメル
(文・Haruka Isobe)