VRイベント「バーチャルマーケット」をはじめとしたVRサービスの開発ソリューションを提供する株式会社HIKKY（以下、HIKKY）は、「パラリアルワールドプロジェクト」を発足。5年以内に世界100都市をメタバース化し、オープンメタバースの場で提供することを発表しました。

実在する都市のメタバース化・パラリアル化を通じて、人々の創造力がより一層発揮される社会の実現を目指します。

パラリアルワールドとは

HIKKYの提唱する“パラリアル”とは、「パラレルワールド（並行世界）」＋「リアル（現実世界）」を合わせた造語です。

現実世界に実在する都市をメタバース上の都市として解釈し直すことで、現実の良さとメタバースならではの表現を両立させ、新たな都市をデザイン。“誰もが自由に解釈し、自由に利用できるパラリアル都市”の実現を目指します。

パラリアルワールドでは、パラリアル都市にメタバース店舗を設けることが可能。出店する店舗は、実在の店舗を模したデザインで制作することはもちろん、物理法則を無視したメタバースならではのデザインを施すこともできます。



大型イベントや広告ジャック、なかなか行けない都市への旅行ができるのも、パラリアルワールドならではでしょう。

今後は、移動や行列といった物理世界の持つ課題、教育の地方格差などの社会課題をメタバース空間で解決できるよう取り組んでいくとのことです。

企業・クリエイター・ユーザーの三方よし

HIKKYは、2021年に渋谷と秋葉原の都市をメタバース上で再現。2022年度中には大阪、ニューヨークをメタバース化し、パラリアルの都市として再現する予定です。そして、5年以内に世界100都市をメタバース化、オープンメタバースの場で提供します。

オープンメタバースはHIKKYの注力事業で、企業には自社独自のVRサービス展開を、クリエイターにはさらなる発表の場を、 そして、ユーザーにはどこまでも楽しめる自由な世界を提供します。

同社独自のVRコンテンツ開発エンジン「Vket Cloud（ブイケットクラウド）」が活用されているので、スマートフォンやパソコンからURLクリックだけでアクセスが可能です。

資金調達や資本・業務提携で事業展開を加速

HIKKYは、シリーズA資金調達を70億円で完了したり、株式会社メディアドゥと資本・業務提携したりするなど、事業展開を加速させています。

同社がこれからどのような未来を作っていくのか、目が離せません。

PR TIMES（1）（2）
株式会社HIKKY

（文・和泉ゆかり）