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渋谷慶一郎の新作アンドロイド・オペラ、ドバイ万博で初公演へ。最古の仏教音楽と融合

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音楽家・渋谷慶一郎氏は、自身が奏でるピアノと電子音、アンドロイドによる歌、仏教音楽・声明(僧侶が唱える声楽)、オーケストラによる演奏を融合した新作アンドロイド・オペラ「MIRROR」を完成させました。

本来、2021年12月11日にドバイ国際博覧会(以下、ドバイ万博)にて初演を予定していましたが、オミクロン株の世界的流行を踏まえ公演は見合わせに。しかしついに、3月2日(水)現地時間午後6時半よりドバイ万博会場にて世界初演を迎えることが決定しました。

ボーカルはアンドロイドの「オルタ3」

「MIRROR」のボーカルを務めるのは、アンドロイド「オルタ3」。機械が露出した体や性別・年齢を感じさせない顔を特徴とし、人々の想像力を喚起することで新たな生命性を与えるような存在です。

オルタ3は、渋谷氏のピアノと電子音、UAEのNSO Symphony Orchestraの演奏に合わせ、AIによって生成されたテクストを即興的に歌います。

そのオルタ3の声に重なるのが、藤原栄善氏をはじめとする声明家たちによる仏教音楽・声明。最新テクノロジーと最古の仏教音楽が重なることで新しい芸術的調和のモデルを探求する作品となっています。

なお、AIのテクスト生成には人工生命研究者の池上高志氏(東京大学教授)、アンドロイドのボーカル開発やプログラミングには電子音楽家の今井慎太郎氏が全面参加しているとのことです。

祝祭的で儀式的な演出にも注目

「MIRROR」は、万博会場内にある大規模な音楽用野外ステージにて公演予定。

ステージでは、オルタ3を声明家たちと渋谷氏が円形に囲み、さらにそのまわりを45名のオーケストラで囲みます。演奏には強力な電子音やノイズが加えられ、祝祭的で儀式的な時間を演出するようです。

また、舞台上の大型スクリーンには、フランスのビジュアルアーティストJustine Emard(ジュスティーヌ・エマール)氏が手がけた映像を投影。会場の3面スクリーンには、オルタ3のリアルタイムな表情や、高野山の仏教的モチーフを撮影・3Dスキャニングして制作した映像もミックスされます。

このほか、会場全体やオルタ3に投射される照明効果なども用いて視覚的な演出を最大化するとのことです。

「MIRROR」の予告動画はこちら

PR TIMES

(文・Higuchi)
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