外出が難しい介護施設の利用者などが、寛永寺の参拝と上野公園の桜の名所で花見ができるオンラインイベントとなっています。
上野公園内の桜の名所めぐりやリモート奉納体験も
本イベントは、Zoomウェビナーを利用。各施設の談話室や食堂などでモニターに画面を映し、参加者が一緒に視聴する形式で行われます。葵の間や徳川霊廟といった寛永寺の通常非公開の場所や、上野公園内の桜の名所をめぐるほか、事前に参加者が願いを書いた散華をお寺に返送し奉納する様子を映像で鑑賞する「リモート奉納体験」を実施予定です。
現地と参加施設をZoomのチャット機能でつなぎ、参加者と僧侶の双方向コミュニケーションができるなど、オンラインでありながらよりリアルな参拝体験を楽しむことが可能です。
本イベントは、現在申込受付中。価格は、一施設あたりの料金になっており、参加人数によって異なります。詳細は本記事最後のプレスリリースから確認してみてください。
介護施設向けにレクリエーションコンテンツを開発
コロナ禍で介護施設利用者は、自由な外出が難しくなっただけでなく、家族との面会制限も余儀なくされるなど、施設外とのつながりを感じたり、外に出て四季の移り変わりを感じたりする機会が減っているといいます。このような流れを受けて、凸版印刷はレクリエーションコンテンツを開発。オンライン寺社参拝サービスとして、1月には浄土宗大本山増上寺でのオンライン初詣イベントを開催しました。
同社は今後も、介護施設など外出が難しい人に向けて、さまざまな季節行事にあわせたオンライン参拝サービスの提供を目指すとしています。
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(文・和泉ゆかり)