本格的なテニスを、2万人以上の観衆が見守るビッグスタジアムでプレイできるようになったほか、通信対戦機能や多くのカスタマイズ機能が追加されました。
高性能なゲーミングPCを活かしたリッチなグラフィック
今回配信を開始した『CYBER TENNIS』は、2021年2月に発売されたMeta Quest版および4月に発売されたOculus Rift版の『CYBER TENNIS』をSteamVR用にリメイクしたもの。PCと接続するタイプのVRゴーグル用のコンテンツです。接続する高性能なゲーミングPCのレンダリング性能を生かせるよう、グラフィックスを大幅にグレードアップしています。以前のMeta Quest版と比べて最大で4倍の解像度のテクスチャ、数百万ポリゴンでモデリングされたスタジアムを体感することができ、ポストエフェクトによる光の演出、自己を含むリアルな影や映り込みの処理などにも注力。モバイル機器では実現が困難だったレンダリング手法を惜しみなく投入しています。
PC環境はCPUやGPUによる性能差が大きいのがネックですが、機器のレンダリング性能によって動的にレンダリング品質をコントロールし、高性能なPCほど美しい画面でプレイできる仕組みを導入しており、誰もがベストな環境でプレイすることができるでしょう。最低要件のGPUであっても、90FPSをキープしており、ストレスなく遊ぶことができるとのこと。
ハードな動きにも、カジュアルな遊びにも柔軟な対応
本作は、コントローラーの動きをAIで解析し、フラット、トップスピン、スライス、ロブ、スマッシュなどのさまざまな球種を打ち分けることができます。自分のスイングを学習させて、スイングの種別判定の精度を向上させられるのが魅力。癖のあるスイングでも思い通りの球種を打てる面白さがあります。実際のテニスさながらにプレイできるのはもちろんのこと、トリガー操作のみでボールを打てる機能など、カジュアルで簡単なプレイにも対応。プレイヤーの見ている方向に自動的に打ち返す完全自動ショットのモードもあります。ソファーやベッドに寝そべった姿勢でも、完全自動モードならリラックスしてゲームを楽しむことができます。
『CYBER TENNIS』はすでにSteamVR版としてリリースされており、Windows 10/11(Steam VRがサポートしているOS)でプレイすることができます。
PR TIMES
(文・川合裕之)