これに先がけ、3月21日(月・祝日)と26日(土)・27日(日)の3日間、利用者モニターによる試乗会を開催。宇野港発着と高松港発着の2ルートを利用料無料で体験できます。2月1日~28日の期間、1組2名以上5名以内でモニターを募集中です。
相乗り時はダイナミックプライシングでお得に
「SeaKaren」は、海上タクシーの予約から相乗り募集、利用料金の決済まで、すべてアプリ内で完結するサービス。大きな特徴は、相乗り時の料金がダイナミックプライシングによって設定されることでしょう。利用者は、相乗り希望で海上タクシーを予約したり、すでに募集されている”相乗りリクエスト”から選んで海上タクシーを予約したりできます(相乗りなしでも乗船可)。相乗りが成立すれば、独自のダイナミックプライシングアルゴリズム(特許出願中)により割引料金を自動算出し、利用者に通知するという流れです。
相乗りの場合、相乗りをしない1運航あたりの料金より最大54%割安になることもあるとか。また、1運航あたりの収入が相乗りグループ数に応じて自動的に増加するような仕組みのため、船長(海上タクシー事業者)側にもメリットがあるようです。
キャッシュレス、多言語対応も
近年、瀬戸内海周辺は世界的なアート鑑賞エリアとして注目されています。点在する島々にアートを展示し、観光客は島を巡りながらアートを楽しむというスタイルが人気のようです。この島巡りには定期船などを利用することが多いようですが、繁忙期の定員オーバーや運航時刻までの待ち時間、航路の限定などが課題だったといいます。
定期船よりも自由度が高い海上タクシーはこういった課題を解決しますが、利用方法に問題があったようです。そのひとつが、海上タクシー会社ごとに連絡(主に電話)を取り、詳細を決めるという予約時のプロセス。利用料金も都度確認する必要があるため、インバウンドへの対応という面でも見直しが必要だったようです。
そこで開発されたのが「SeaKaren」。複数の海上タクシーとの効率的なマッチングに加えキャッシュレス決済を実現したほか、多言語対応でインバウンドにも対応します。
PR TIMES
(文・Higuchi)