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赤ちゃんの睡眠サポートで育児ストレス軽減へ。小田原市でAI活用のベッドライトの効果検証

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近年、少子化に伴う人口減少の解決や若い世代の活躍促進といった観点から、育児と仕事の両立支援が求められています。そんななか注目を集めているのが、テクノロジーで育児をサポートする「ベビーテック」と呼ばれる製品やサービスです。

育児と仕事の両立には、親の肉体的・精神的負担の軽減が重要。そこで株式会社ファーストアセント(以下、ファーストアセント)は、育児のなかでも悩みの種となりがちな“赤ちゃんの睡眠”に着目し、AIを活用したスマートベッドライト「ainenne(あいねんね)」を開発しました。

そしてこのたび、ベビーテックの導入検討を含め子育て支援に積極的に取り組む小田原市と連携し、「ainenne」を用いた実証実験を開始しています。なお同実験は、経済産業省が実施するBabyTechの活用に関する実証実験の一環です。

赤ちゃんの睡眠リズム形成をサポート

「ainenne」は、国立成育医療研究センターとの共同研究のノウハウを活用し、寝かしつけの記録や夜泣きの情報をもとに推奨起床時間の予測を表示。設定した時刻になると、朝日を模した光を照らすことで体内時計をリセットし、赤ちゃんの目覚めを促します。

また、AIを活用した泣き声解析で泣いている理由を「おなかが空いた」「眠い」「遊んでほしい」「不快」「怒っている」の5つに分類。25万人以上の赤ちゃんの泣き声から開発されたアルゴリズムで、80%以上の精度を誇ります。

このほか、ブルーライトをカットした目に優しいLED光や、雑音を緩和するホワイトノイズ機能で心地よい睡眠環境を作ったり、睡眠記録をアプリで可視化したりも可能です。

今回の実験では、子育て家庭20世帯に1月24日~2月25日の期間で「ainenne」を使用してもらい、赤ちゃんの睡眠リズム形成をサポートすることで育児負担が軽減されるかを検証。夜泣きを軽減し、親のワークライフバランスを促進するとともに、子どもの健康を促進する効果が期待されています。

小田原市では、ほかに3つのベビーテック検証も

小田原市は、同実験とほぼ同時期にファーストアセントを含めた4社のベビーテックの検証を実施。

Hamee株式会社は、子どもの一時預かりなどを行う市施設「ファミリーサポートセンター」の業務をオンライン化し、業務効率化と利便性向上を図ります。

PIAZZA株式会社は、地域SNSアプリ「PIAZZA」を通じたコミュニティ形成および子育てマップ制作で、子育ての不安や孤立の解消を目指すようです。

株式会社Kids Publicは妊娠中・授乳中の状況を踏まえた薬の情報検索システム「くすりぼ」を提供。信頼できる情報を手軽に確認できるシステムの効果を検証します。

同市は4つの検証を通じて、ベビーテックの普及に向けた効果や課題の調査と、地域におけるステークホルダーとの連携の意義や役割を調査・検証を行う見込みです。

PR TIMES
「ainenne」公式サイト
小田原市公式Webサイト

(文・Higuchi)
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