4つの主要モジュールで構成
スマートコンセントKraitは、ノートパソコンやモバイルデバイスに加え、ほとんどの家電製品の充電にぴったりな製品です。自宅やオフィスで使用するときは、オールインワンのコンセントとしてかさ張らないないように設計されています。それ以外の場所で使用するときは、軽量なポータブルタイプにすることも可能です。Kraitの特徴は、主要電源部分・AC部分・DC部分・プラグ部分の4つのモジュールで構成され、3つのACコンセント・2つのUSB-C・2つのUSB-Aポートに対応しているという点。各モジュールは、ユーザーが自由にカスタマイズすることができます。
Kraitの合計AC電源は最大1650Wで、DC部分は最大100WのPD充電に対応し、オプションでQC急速充電も可能といいます。Bluetooth対応の専用スマートフォンアプリで、Kraitをコントロールしたり、PowerStrip上のコンセントがいつアクティブまたは無効になるかのタイマーを設定することもできます。
安全性を重視して設計
また興味深い点として、Kraitには独自の「AutoShut」設計が採用されています。これは、過負荷や不適切な接続が検知された際に自動的にシャットダウンすることで、Kraitと充電中のデバイスを保護するスマート機能です。開発会社であるinnfact代表のDaniel Chou氏は「Kraitを開発するにあたり、当社は安全性と確固たる信頼性を重要な設計コンセプトとし、そのなかでも特に安全性を重視しました。家庭での火災事故の約40%は、コンセントエクステンダーや電源タップによる電気の故障が原因です。そのため、私たちはより良い解決策を生み出すために努力してきました」とコメント。
「Krait indiegogo innSafe Pack」は、記事執筆時点で55ドル(約6300円)で応援購入が可能です。 出資は2月28日まで受け付け、発送は2022年8月頃を予定しています。
INDIEGOGO
(文・Takeuchi)