デリバリーできるお店の種類が豊富なサービスから、注文後数十分で配達されるスピードが売りのサービスまでその特徴もそれぞれ異なる。
「OrderUp」というサービスもそのフードデリバリー分野に属するサービスだが、その特徴を簡単に説明すると、限らた大都市だけではなく、様々な"地域"でサービスが利用できるという点だ。
今あるフードデリバリー系サービスを見てみると、人や飲食店が多く集まる限られたエリアのみを対象としているものが非常に多い。
確かにその方が効率も良くユーザーも集めやすいが、サービスを使えるのは、食事を注文したい人側も、飲食店側もごく一部のみに限られてしまう。
一方「OrderUp」は地方に目を向け、アメリカだけでも既に35のエリアでサービスを提供している。
サービス自体は非常にシンプルで、エリアを選んだ後、表示されたお店の中から好きなお店を探す。基本的に自分のホームタウンのお店を選ぶケースが多いので、デリバリーとテイクアウトから選択できるのも特徴だ。
お店側も、細かくオプションを設定でき、店舗の設備や配達機能の有無によって柔軟にプランを変更でき、使いやすい。
歩いて行ける距離に飲食店がないような地域でこそ価値があるサービスなので、今後の展開が非常に楽しみだ。
Orderup