
そうした、車で移動しながらの旅を自然に優しく、そして快適なものにしようと、モーターホームなどを手がけている米国のWinnebago Industriesが電動RVを発表しました。二酸化炭素を排出することなく走行し、また搭載するバッテリーを電源とする冷蔵庫やキッチンも備えています。
航続距離は約320キロ

この距離は他メーカーが展開しているEV乗用車などには若干劣りますが、観光地や景色のいいポイントに立ち寄ったりしながらの「ぶらり旅」ではまず十分でしょう。そして充電する必要に迫られても慌てる必要はありません。家庭用のチャージャーでも充電でき、高出力の充電設備であれば約45分で完了するとのことです。
暮らすように旅する

また、デュアルモデムルーターを利用した住宅グレードのWi-Fiネットワークが利用でき、もちろんキャンピングカーとして車内にはベッドや浴室、トイレも備わっていて、まさに動く住まいといった感じです。
加えて、床にはリサイクルされたコルクを使うなど、エコフレンドリー意識も随所にみられます。
このキャンピングカーは1月18日に米フロリダでのRVスーパーショーで発表されたばかりで、気になる人はウェブサイトで電子メールアドレスを登録すると最新ニュースが届くようです。
Winnebago Industries
(文・Mizoguchi)