そうした危険運転をなくそうと米国で開発中なのが、ヘッドアップディスプレーの「Navdy」。携帯端末と連携し、知りたい情報をフロントガラス前のディスプレーに映し出すというものだ。
■スマホの情報をフロントに表示
このほど、サイトでプレオーダー受け付けを開始したところ、1週間で100万ドル分の申し込みがあったという人気ぶりだ。
Navdyはプロジェクターと5.1インチの透明ディスプレーがセットになっている。ドライバー席のダッシュボード上に設置し、Bluetoothでスマホと連携させれば、スマホの情報をディスプレーに映し出す。
■音声やジェスチャーでコントロール
Navdyの最大の特徴は、音声やジェスチャーでコントロールが可能なこと。つまり、走行中でもハンドルに手を置いたまま、そして前方から目をそらすことなく着信やSNSのアップデートをチェックしたり、音声でメッセージを返信したりできる。
また、受信したメッセージの読み上げ機能も備えているなど、いかにドライバーに安全運転させるかという視点で開発されている。
■小売価格から40%オフで受付中
携帯端末がこれだけ普及した今、運転中は端末を操作しないように呼び掛けてもなかなか効果は上がらない。それよりは、こうした機器で安全性を確保する方が現実的なのかもしれない。
プレオーダー価格は予定小売価格から40%オフの299ドル。車種を選ばず、米国外へも発送してくれるようだ(送料は別途必要)。発送は来年始めを予定しているという。
Navdy