今回は、個性豊かなコミュニケーションロボットたちをまとめて紹介していきましょう。2022年、家族の一員としてお迎えしてみてはいかが?
「一家に一台」の時代がやってくる!?
コミュニケーションロボットには、サイズ・性能・価格などから「家庭向け」と言われる製品が多数あります。大きく「家庭向け」とカテゴライズされてはいますが、それぞれ異なる特徴を持っていて、どんな存在でいてほしいかによって選ぶロボットは変わってくるでしょう。そこで以下、家庭向けコミュニケーションロボットのそれぞれの特徴を中心に紹介していきます。
「LOVOT」

「LOVOT」は、その特徴からメンタルケア効果が期待されています。また、⾼齢者の認知機能の維持などのヘルスケア領域やプログラミング教育などでも注目のロボットです。
GROOVE X 株式会社「LOVOT」
「Charlie」

大きな特徴は、前向き・冗談好き・ロマンチストといった性格や、会話を重ねるごとに歌が上達すること、チャーミングな動きなど。また、人感センサー搭載で自発的に話しかけたり、独り言を言ったりすることもあるようです。
ヤマハ株式会社「Charlie」/Techableインタビュー記事
「EBO SE」と「EBO AIR」

なお「EBO AIR」は、AIで家族やペットを識別し、自動追跡・記録が可能。加えて、段差を検知する落下防⽌機能やビデオ自動編集機能も搭載しています。
「EBO SE」と「EBO AIR」
「Romi」

「Romi」
「Qoobo」と「Petit Qoobo」

「Qoobo」と「Petit Qoobo」
「Eilik」

「Eilik」
「BOCCO」と「BOCCO emo」

「BOCCO」の次世代モデル「BOCCO emo(ボッコ エモ)」では、BOCCOの機能に加え、音声認識技術や高性能のマイクアレイを搭載し、雑談への反応やハンズフリー操作が可能になりました。なお、両モデルともに、さまざまなWebサービスにつなげることができる「IFTTT」を利用可能。
「BOCCO」と「BOCCO emo」
施設向けロボットも活躍中
コミュニケーションロボットに興味はあっても「自宅にはまだ早い」と考えている人は、施設に導入されているロボットに触れ合ってみるのもいいかもしれません。「Cruzr」

現在、東京ドームシティにある宇宙ミュージアム「TeNQ」および大阪市立美術館にて活躍中。なお、大阪市立美術館では、2022年1月16日まで開催している「メトロポリタン美術館展」において、実証実験として導入されています。
「TeNQ」/大阪市立美術館
まとめ
このように、 個性を持ったロボットが続々と登場しています。とは言え、「いきなり購入」というのはハードルが高いもの。そんな方には、2022年3月9日まで渋谷の「WIRED SHIBUYA」で開催している「PARK+」がおすすめです。常設されている複数のコミュニケーションロボットとの触れ合いや、ロボットオーナーとの交流などができる空間となっています。ロボットの個性を知ることで、「自宅のセキュリティを強化したい」「コミュニケーション相手がほしい」「存在感に癒やされたい」などのニーズに合った1体を選べるのではないでしょうか。
(文・Higuchi)