そうしたタスクをグループで共有できるのが「Asana」。イベントを企画するときなどにタスクの進捗状況などを管理できるというもの。これまでウェブ版が展開されてきたが、このほどiOSアプリがリリースされた。
■メンバーへのタスク振り分けが可能
使うにはまず、サインアップしてからタスクを共有するメンバーの名前とメールアドレスを入力してグループを作る。そうすることでメンバーがタスクを逐次共有できるようになる。
例えば、町内会で夏祭りの準備をするとき、メンバーを登録し「○○町内会」などとグループ名もつける。そして、「夏祭り実行委員会」というプロジェクトを作成し、そのなかに「ステージ組み建て」「飲み物の調達」などとタスクを列記して行く。
管理者はタスクをメンバーに振り分けることもできる。振り分けられたメンバーがそのタスク完了時にチェックを入れると、そうした情報が皆で共有できるという仕組みだ。もちろん、期限を設定することもできる。
■タスクの履歴追跡、コメントも
タスクがいつ作成され、また、誰がいつ完了したのかという履歴も残るのも便利だろう。そして、タスクを実行した人が特記すべきことをコメントとしても残せるので、よりスムーズにプロジェクトを進めることができそうだ。
面白いのは、タスクそれぞれについているハートマークのアイコンで、「サポートします」の意志を表明できる機能。これは、自身に割り当てられていないタスクでも「手伝ってもいいよ」とタスクを割り当てられた人に伝えるときに使うもので、グループでの作業を円滑に進めて行く上で大いに役に立ちそうだ。
プロジェクトはいくつでも登録できるので、同好会やクラブ、気の合う仲間など、イベントを計画することが多いグループには便利なアプリとなっている。無料で利用できるというのも嬉しい。
Asana