同サービスは、すでに国内350以上の宿泊施設・観光自治体・商業施設などに導入されていて、来春までに導入先は500施設に到達する見込み。コロナ禍の厳しい逆風の中でも急速に事業を拡大してきた同社はこのたび、「talkappi」のさらなる機能強化を目指し、ジャフコから約1.5億円を調達しています。
業務効率化と顧客満足度向上
「talkappi」は、これまでスタッフが対応してきた受付業務や問い合わせ対応などをAIで効率化できるサービス。公式アプリの他、Facebookページ・LINE・Wechat公式アカウントなど多くのチャンネルと連携した顧客対応が可能です。多チャネル連携することで、ユーザーとの接点を持ちやすく、新規・リピーター客の獲得が見込めるといいます。主要機能のひとつである多言語AIチャットボット「talkappi CHATBOT」は、日本語・英語・中国語(繁体字、簡体字)・韓国語に標準対応し、必要に応じてタイ語やポルトガル語など20以上の言語にも対応可能。日本語の自動応答率は業界最高水準だといいます。このチャットボットと連動し、“よくある質問ページ”を瞬時に生成するSaaS型 FAQシステム「talkappi FAQ」もまた、ユーザーの疑問を即座に解決する機能のひとつです。
また、問い合わせや簡単予約ができるSMART問合せフォーム「talkappi INQUIRY」も注目機能。問い合わせフォームを簡単に作成でき、予約枠管理もできます。さらに、LINE・Messengerに対応したアンケートツール「talkappi SURVEY」は、クーポン発行などでリピーター獲得・アンケートの回収率アップに貢献しているようです。
さらなる機能強化へ
このような機能により、旅の予約や施設への質問、周辺の観光案内、忘れ物対応など、旅のさまざまなシーンの顧客対応を効率化する「talkappi」。現在は、沖縄県や高知市といった自治体、ホテルモントレやシェラトン・グランデ・トーキョーベイ・ホテルなどの宿泊施設に導入され、観光DXをサポートしています。そんな「talkappi」のさらなる機能強化および人材採用強化を図るべく、アクティバリューズは、ジャフコ グループ株式会社が運用する投資事業有限責任組合を引受先とする第三者割当増資により、1億5,620万円の資金調達を実施。これにより、累計調達額は2億2,000万円となりました。
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「talkappi」サービスサイト
(文・Higuchi)