そこで、米国で展開されているのが、スマートフォンで食事の写真を撮って送るだけで、栄養士のアドバイスが受けられるというダイエットアプリ「Rise」。ユーザーの食事の写真を見て「○○はカロリーが高いので量を控えめにして、もう少し果物を加えたらいいかも」などと助言をしてくれる。
なんでも、米国にはダイエット専門の栄養士によるパーソナルコーチというサービスがあるらしい。しかし、それは月300ドルもするのだとか。そこへくると、Riseは1週間あたり最大15ドルという比較的リーズナブルな価格でサービスを提供している。
アドバイザーは皆、栄養士としての資格を有している。利用するに当たってコーチを受けたい栄養士を決めると、栄養士がユーザーの要望を反映させる形で減量プランを作成する。
そして、ユーザーが食事の写真を撮って送る度に担当栄養士がチェックし、その都度アドバイスする。これを繰り返し、目標達成を目指すという仕組みだ。食に関する知識がない、自分の意志だけではコントロールできない、といった人に向いているサービスだろう。
このアプリは英語とドイツ語のみの対応となっている。日本語ではコーチは受けられないものの、モバイル+専門家によるアドバイスという形態は、一つのビジネスモデルとなりそうだ。
Rise