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人間共存ロボットの実現を目指す東京ロボティクス、産業向け製品の開発にも本腰

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近年、ロボットの活躍の場は工場やオフィス、家庭など幅広く、そして身近になってきています。この流れを加速させ、さまざまな場面で人に寄り添う「人間共存ロボット」の実現を目指しているのが、早稲田大学発の東京ロボティクス株式会社。

2015年1月の創業以来、研究用ロボットの自社開発を行ってきた同社ですが、今後は産業向け製品の開発にも注力していくようです。

東京ロボティクスの事業展開

東京ロボティクス株式会社の歩みを示した画像同社は創業当時、力制御可能なロボットアームや双腕ロボットの開発を中心事業としていました。2016年から2018年にかけては、「Torobo(トロボ)」シリーズを3モデル発売しています。例えば、2016年発売の「Torobo Arm」は、顧客の研究開発を加速させるために生まれた研究プラットフォームとしてのロボットアームで、全関節にトルクセンサを備えていることや、産業用ロボットに準じる性能などが特徴でした。

しかし、この研究プラットフォーム事業は2019年12月をもって終了。以降、遠隔操作ロボットや3次元カメラ、画像認識・機械学習など研究領域を広げ、NTTコミュニケーションズとの遠隔操作ロボットの共同開発などを行っています。2021年には、ロボットアームの手先や双腕ロボットの頭部に取り付けることでロボットの”目”となる3次元カメラ「Torobo Eye SL40」や、新型人型ロボットをリリースしました。

資金調達を経て、目指すのは……

3次元カメラ「Torobo Eye SL40」は、研究用ではなく産業向けのロボット。他にも、荷物の運搬作業を自動化する移動式グリッパ「モバイルグリッパ」も開発していて、今後さらに産業向け製品の展開に注力していく構えです。

そのための製品開発と顧客開拓および人員の確保を実現すべく、このたび株式会社五十嵐電機製作所と資本業務提携を結び、第三者割当増資により2億円の資金調達を実施。これにより、前回のヤマハ発動機株式会社からの2億円とあわせ、累計調達額は4億円となりました。

ちなみに、五十嵐電機製作所は、東京ロボティクスがモータの製造を委託している企業。今後、さまざまなタイプのロボットを開発する計画がある中で、性能を最適化するモータ技術が必要不可欠であることから、今回の資本業務提携に至ったとのことです。

PR TIMES
東京ロボティクス株式会社

(文・Higuchi)
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