なんと、100種類の香りを調合でき、いまの気分などを入力すると自動で選んでくれる機能も備えたスマートな香水デバイス「NINU」です。
特許取得済みの技術
一つの香水を使い続けるのは飽きがきやすいものですが、NINUならその心配はありません。「匂いのもと」を内蔵した片手で持てるほどの小型デバイスNINUでは100種類の香りが楽しめます。専用のスマホアプリから選ぶと、NINUが異なる香りのベース3種類をミックスして調合し、ユーザーは出来上がった香りを身につけることができます。この調合テクノロジーの特許を開発元は取得済みとのことです。
AIがシーンに応じて推奨
しかし、100種類もあるとどれを選んでいいかわからない、というユーザーも中にはいるかもしれません。そんなときに使えるのが、アプリに搭載された提案機能です。「仕事」「カジュアル」「スポーツ」「お酒を飲みに行く」「旅行」といったシーンや目的を選ぶとAI(人工知能)が特定の香水をおすすめしてくれます。そして、ユーザーが自分好みの香りを発見するカスタマイズ機能もあり、気に入ったものはその「調合レシピ」をアプリに保存することも可能です。
気分に応じて異なる香りだけでなく「マイ香水」も楽しめるNINUは資金調達を展開しているKickstarterですでに目標額を達成し、記事執筆時点の出資額は169ユーロ(約2万2000円)〜となっています。
出資は2022年1月6日まで受け付け、6月の発送が予定されています。
NINU/Kickstarter