オリジナルの交通ルールブックを用いた講習のほか、公道での試乗会を行い、警視庁の協力のもと電動キックボードの正しい交通ルールをレクチャー。合計で約200名が参加し、実際にルールやマナーを確認しながら電動キックボードの試乗を行いました。
利便性の土台として不可欠な安全性を、電動キックボードのユーザーも一緒になって培う試みです。
電動キックボードのシェアリングサービス「LUUP」
株式会社Luupは、アプリと連動した電動キックボード・小型電動アシスト自転車のシェアリングサービス「LUUP」を都市部で展開中。高密度のシェアリングサービスを充実させることで新しい短距離移動のインフラ構築を目指しています。現在は、東京や大阪をはじめとした都心エリアを中心にサービスを提供し、今年10月から横浜や京都でも展開。サービス提供エリアの拡大に加えて、同月には東京海上と資本業務提携を締結し、安全性向上のための協業も進めています。
走行ルールの周知が次なる課題
資本業務提携を経て実施したのが今回の安全講習会。手軽に使える電動のモビリティだからこそ、Luup、東京海上の両社は電動キックボードの「安全性」の向上に注力しています。取り組みに東京海上が参画することで、安全性や社会受容性をさらに底上げするのが狙いでしょう。安全講習会では「車道を走行し、逆走しないこと」「二段階右折は禁止」などといった内容を伝える交通ルールブックを制作・配布して安全な利用を呼びかけました。
同社は今回の講習会を実施するにあたり「東京の皆さまに、安全な運転技術の習得と交通ルールの遵守のうえ、引き続き適切に電動キックボードのシェアリングサービスをご利用いただけるよう、今後も安全講習会の実施やルール周知のための活動を検討してまいります」と今後の展望を発表しました。
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(文・川合裕之)