世界中で5万人以上のメンバー
Girls in Techは、技術系女性や女性起業家など、技術に興味のある女性のためのボランティア団体です。STEM分野への理解を促し、多くの女性たちの将来の選択肢を広げるため、定期的にイベントを開催したり教育プログラムを提供したりしています。2007年に米国サンフランシスコで設立され、日本、インド、アフリカ諸国を含め世界中に60以上の支部があり、50,000人以上のメンバーが在籍しているとのこと。同組織のウェブサイトでは「女性・技術・起業家精神の3つを兼ね備える、組織や前例を変えるほどのイニイチアチブ(リーダーシップ)を取れる、新しい価値を創造できる、技術系女性を増やします」と説明されています。
機械学習やデータサイエンスを学習
そんなGirls in Techがローンチした「The Girls in Tech Academy」は、同組織メンバーが簡単に学習したり、能力を開発するための新しいデジタル学習プラットフォーム。機械学習・データサイエンス・デジタルマーケティング・技術インフラストラクチャなど、現在トレンドのビジネスおよびSTEM関連のトピックを特徴としています。「The Girls in Tech Academy」が提供するコースのカリキュラムは、Girls in Techが米国のマーケティング会社KERTISと提携して設計したもの。このコースの目標は、「実際の現場などで課題に直面した時に、理論的および実際的な思考をメンバーが行えるようにする」こと。
Girls in Techのファウンダー・CEOの女性起業家Adriana Gascoigne氏は、「ハイテク産業は男性に支配されていると言えます。私たちのカリキュラムは、状況を客観的に評価し、問題を認識し、解決策を見出すための新しい方法を女性に教えるために戦略的に作成されました。これは、テクノロジー業界だけにはとどまらず、職場外でにおいても数え切れないほどのシナジー効果を発揮できる知識といえます」とコメントしました。
Girls in Tech Launches News On-Demand Educational Content Platform
(文・Takeuchi)