
観客の位置や視点によって、スクリーン上の対象の見え方が変わってくるという。この特殊スクリーン技術が実現化されれば、既存のホログラフィー動画タイプよりコストも抑えられるようになる。

3Dスクリーンのプロトタイプは、2タイプのレンズが横並びに組み合わされ、まるで透明な溝のシートのような形状を構成している。よく子ども向けの“3D効果”の本やおもちゃに使われている技術だ。これによってより広い視界アングルを実現している。
もちろん、エンターテイメント業界のアプリケーションに用いられるだけでなく、デザインや医療分野の画像表現に活用することも期待されている。わずらわしい3Dメガネから解放されるかもしれないこの技術だが、未だ改良段階にあり、完成までもう少し時間がかかりそうだ。
multiperspective 3D projection system