スマホから簡単に飲食店の予約ができるサービスや、美味しい飲食店の食事を家やオフィスで簡単に食べることができるデリバリー系のサービスなど、多くのサービスがリリースされている。
そのような「飲食店に関する不便」の中でもまだ解消されていないのが、レストランやバーといった飲食店で手間となる食後の会計の手間だ。
ウエイターに会計をお願いし、その後レジに並んで代金を払い終わるまでは意外と時間がかかる。ランチタイムなどレジが混雑する場合はなおさらだ。
そんな飲食店での会計の問題を解決してくれるのが「Settle」というスマホアプリ。先日ベンチャーキャピタルから資金調達をした、勢いのあるウクライナ発のスタートアップが運営するサービスだ。
このサービスの特徴はスマホから簡単に飲食店での決済ができること。アプリをダウンロードしておけば、わずか3ステップで手元のスマホで会計が完了する。
まずユーザーはアプリから自分がいる飲食店を検索する。そこでこのアプリで支払いをすることを選択し、店員にその旨を確認してもらえれば支払い画面へ移行し1タップで支払いは終了だ。
かかる時間はわずか10秒程と非常にスピーディー。チップを払いたい場合は、支払い画面で同時に設定することも可能だ。
お店側も、顧客の不便を取り除くことに加え、このアプリを導入する事でユーザーの情報を取得することができ、将来的には過去に来店したユーザーにクーポンを発行できるなどのメリットもある。
まだまだ開拓の余地があるだけに、このアプリも含めて今後も注目したい分野である。
Settle