しかしこのほどクラウドファンディングサイトIndiegogoに登場した「Apollo Ultra」は、容量1万mAhもありながら、フル充電に27分しかかかりません。そしてデバイス2台の同時充電に対応します。
グラフェンで高速充電を実現
Apollo Ultraはスマホを少し分厚くしたくらいの片手で持てるサイズながら、容量は1万mAhと、ほとんどのスマホを2回以上フル充電できます。これだけあると長時間の外出でもスマホにとどまらずさまざまなデバイスのバッテリーを賄えますが、容量が大きければそれだけ“満タン”にするのに時間を要します。
しかしApollo Ultraのフル充電所要時間はわずか27分。開発元によると、グラフェンを採用することで最大100Wでの高速充電を可能にしているとのことです。これなら、使いたいときに使えない、という悲劇をある程度は回避できそうです。
ノートPC充電も
そしてApollo UltraはUSB-C、USB 3.0と2つのポートを搭載していて、デバイスを2台同時充電したり、デバイス1台をつなげて充電しながらApollo Ultraそのものもチャージしたりすることができます。出力は最大100Wなのでノートパソコンやタブレット端末も充電でき、またドローンやデジカメ、ゲーム機器などあらゆるデバイスに対応します。
重さ230グラムと十分携帯できるApollo UltraのIndiegogoでの出資額は、本稿執筆現在、65ドル(約7400円)〜となっています。出資は12月24日まで受け付け、来年1月に発送が始まる予定です。
Apollo Ultra/Indiegogo