音楽に合わせてドローンを演出
ドローンショー社は、ドローンを活用したショーである「ドローンショー」の開発、企画・運営を手がけるベンチャー企業。北海道で初となった「くしろオータムナイトドローンショー」では、国内最大規模となる台数のドローンを音楽に合わせた演出で10分程披露。また、サプライズ演出として花火を打ち上げて、会場は歓喜に包まれたようです。今回行われた音楽に合わせた演出はオンタイムで行われ、迫力のあるものとなりました。担当者は「株式会社ドローンショーの洗練された現場での動きや、FMくしろのオンタイムでの経験が豊富な方が協力したからこそ、実現する事が出来た」と話しています。
フライト時間や光の強さなどを最適化、ショー専用のドローンを開発
ドローンショー社は、ショーで活用できる専用の機体開発を行っており、案件ごとに機体開発も実施。また産業用の目視外飛行(レベル4)実証実験案件での実績も積んでいます。ドローンを使ったデジタルファブリケーションなどの複雑な処理を行うには、ファームウェアレベルでのカスタマイズが必要になりますが、同社は自動給電を使ったクライアント先常駐型のシステム開発を実施。また、ArduPilot / PX4など、様々なOSSでの開発にも対応しているとのこと。
例えば、ドローンショー専用機だからこそ、フライト時間や光の強さなどを最適化でき、さまざまなシチュエーションでのショーを可能にします。 万が一衝突が発生した際には、ドローン側の機体で衝撃を抑えるような素材での設計を行うなど、 ソフトウェアだけではなくハードウェアからもフェールセーフな設計がなされています。
これまでドローンショー社は、日本企業として初となるドローンショーを2020年8月には金沢港クルーズターミナルで実施。また同年12月には、ロッテアライリゾートでのドローンショーを手がけました。
GPSを利用してドローンを操縦する屋外でのドローンショーのみならず、GPSが効かない室内でのドローンショーの開発も行っており、2021年7月16日には、『e-meese kanazawa 2021』(石川県産業展示館3号館)にて国内初の室内でのドローンショーを実施してきました。
PR TIMES
株式会社ドローンショー
(文・Takeuchi)