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森林情報を一元管理し、林業や防災などのDXに貢献するアプリ「mapry」

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国土の約7割を森林が占める日本は、土砂災害や獣害問題など森林大国ならではの課題に直面しています。そこで株式会社マプリィは、森林情報を一元管理し、森林でのさまざまな業務を効率化するアプリ「mapry」の正式版をリリース。効率的で健全な森林管理を実現し、森林における課題の解決に貢献していきます。

森林情報を低コストで集約

「mapry」は、LiDARなどのリモートセンシングを用いて、スマートフォンやタブレットのみで3次元情報を取得し、GIS(地理情報システム)に集約して解析・共有・活用できるアプリ。従来の人手あるいは高価な機器での計測に比べ、低負担かつ低コストで森林の状態を把握することができます。

なおマプリィは、国立研究開発法人森林研究・整備機構 森林総合研究所と共同で、スマートフォンなどの手軽なLiDAR機器を用いた森林の三次元測量手法の開発を目的とした研究を継続中。両者は今後、より価値のある新規のアプリや周辺機器の開発を進めていく構えです。

「mapry」の活用シーンは?

「mapry」には、さまざまなオプションが用意されていて、林業をはじめ測量、防災、農業など幅広い領域で活用することができます。

林業で必要となる毎木調査などの森林調査では、LiDARによる高精度な樹幹の直径・材積の算出や植生・地形などの情報取得などが可能。画像、動画、テキストなどのデータをGISデータにすることも、外部GISデータを連携またはインポートしてスマートフォンで確認することもできます。

測量では、画像およびLiDARで手軽に計測できる上に、オプションのRTKデバイスを利用することでcm単位の計測、基準点を用いることでmm単位の測量を実現。取得したデータはさまざまな形式ファイルで出力可能(座標付き)なので、既存システムとの連携も簡単だといいます。

防災分野では、航空測量データ(オプション)やスマートフォンで取得したデータを集約・解析することで、土砂災害などのリスクを可視化。「mapry」のデータを共有すれば、誰でも防災マップを作成できるようです。なお現在、オプションとして提供予定の表面流水シミュレーション機能も実証しています。

農業においては、スマートフォンやタブレットを活用したロボット開発を提案。リモートセンシングやソフトウェア処理をアプリ内で行うことで、安価でユーザーの使いやすいロボット開発に貢献しています。なお、オプションである衛星データやドローンデータと「mapry」上のデータを解析する各種リモートセンシング機能を実証中。

PR TIMES(1)(2
株式会社マプリィ

(文・Higuchi)
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