面倒な株主優待の管理を電子化
株主優待とは、企業の株を購入した株主に対して提供される商品などの特典で、利用したことがある人も多いはず。従来の紙の株主優待券は、多くの上場企業が導入している一方で、株主にとっては「管理が煩雑になりやすい」「優待の期限を忘れてしまう」などの課題がありました。また企業にとっても「コスト負担が大きい」という声があがっているようです。そこでジーネクストは、企業と株主それぞれの課題を解決し、その便益を最大化するべく、株主優待一元管理アプリ「優待Wallet」を開発しました。紙の優待券の代わりに、スマートフォンアプリを通じて株主に電子化された優待券を届けることが可能に。
その他にも、「優待フォーラム」「電子化優待の一元管理」「転売防止機能(企業向け)」「市場調査機能(企業向け)」「優待検索機能」「優待カレンダー・アラート」など、個人の株式投資家にとって便利な様々な機能が詰まっています。
正式ローンチした後もアップデート、有効株主数100万人を目指す
ジーネクストは、11月30日に「優待Wallet」を正式ローンチした後も、引き続き機能アップデートを随時進めていく予定です。ユーザーの意見をリアルタイムで反映させるための専門チャネルを設置し、耐障害性・信頼性の向上させながら、有効株主数100万人を目指すとのこと。さらに、「優待Wallet」のユーザーロイヤリティを高めるため、株主向けのバックエンドサービスの開発も同時並行で実施。具体的には、株主優待未導入の企業でも容易に株主優待が導入できる機能や、株主の贈答用の需要に応えるeギフト機能、株主優待を利用した後の感想やコメントを企業側に簡単にフィードバックできる機能などが想定されています。
ジーネクストの担当者は「2023年3月期中に導入企業数や株主数が一定数を超え、相互でスケールメリットが期待できることから、導入企業の拡大や株主の増加がさらに加速すると予測しております。(中略)安全性を兼ね備えつつも、株主にとってベネフィットや楽しみをより得られるようなサービスを目指してまいります」と話しています。
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(文・Takeuchi)