その両方を解決するアイテムがクラウドファンディングサイトKickstarterに登場しました。モバイルバッテリーとケーブルが一体化し、マグネットで折り畳める「IVYCable」です。
あらゆるデバイスで使える
IVYCableは基本ケーブルですが、真ん中あたりにペンのような細長い形状のバッテリーを5つ備えます。バッテリーとバッテリーの間は曲げられるようになっていて、畳むとバッテリー部分が内蔵するマグネットで互いにぴったりとくっつきます。これならバッグの中でばらけて絡まるという心配はありません。ケーブルの両端にはコネクターが付いていて、入力はUSB-AあるいはUSB-C、出力はライトニング、Type-C、マイクロUSBとあらゆるデバイスで使うことができます。
ケーブルの長さを調整可
折り畳んでコンパクトに収納できるというのに加えて、使用時に長さを調整できるのもIVYCableの魅力です。ポケットからバッテリー部分2本分を出して充電する、机の上でフルに広げてデバイスにつなげるという使い方が可能です。バッテリー容量は3200mAh。スマホをほぼフル充電でき、ちょっとした外出に持っていると安心できそうです。
また、IVYCableではデータの転送もできます。パソコンとスマホをIVYCableでつなげて、スマホからパソコンにデータを送りながら、パソコンのバッテリーでIVYCableのバッテリーを充電するということも。
IVYCableはKickstarterですでに資金調達目標額を達成し、本稿執筆時点の出資額は39ドル(約4400円)〜となっています。出資は11月30日まで受け付け、来年1月の発送が予定されています。
IVYCable/Kickstarter