しかし、こんなことにお気づきだろうか。たとえば、iPhoneで撮った写真をFacebookにアップロードした場合、なんとクオリティ面において90%もの画像劣化が起こり、知らず知らずのうちに画質が非常に悪くなってしまっているのだ。このような現象を改善するために開発されたのが、iPhoneアプリ「Beamr」だ。
3年にわたる画像解析調査を経て、人間の視覚と画質を研究して製作された「JPEGmini」という、独自の画像圧縮の技術を用いて、「Beamr」アプリはつくられている。この技術によって、画像サイズや容量を減らしながらも、なおかつ画像のクオリティはそのまま保つことに成功し、8メガピクセルの写真と、28メガピクセルのパノラマ写真をシェアすることが可能になった。
さらに、撮影した写真をまとめて、表紙をつけた雑誌のようなレイアウトにして画像を閲覧することができる。データには固有のURLが付与されるため、それをそのままemailやFacebookなどで簡単にシェアして、友人たちに見てもらえるのも楽しい。現在リリースされているiPhone版に加え、Android版や動画共有のシステムも、今後リリースされる予定。無料で利用できる「Beamr」はこちらからダウンロードすることが可能だ。
Beamr