なお、昨年は「TechCrunch Tokyo」の主要コンテンツであるピッチバトル「Startup Battle」を切り出した単独イベントとして開催しましたが、今年は3つのプラットフォームを活用し、国内外のスピーカーを招いたセッションなども加えた例年通りのフルラインナップで開催するようです。
セッションとピッチイベント
国内外の著名スピーカーを招いたセッションのテーマは、「多様化する資金調達」「VCによるトレンド解説」「SDGs」「NFT」「D2C」「フェムテック」「メタバース」の7つ。資金調達プラットフォームを運営するRepublicのCEO Kendrick Nguyen氏や、アート作品の価値をブロックチェーンで守るスタートバーン株式会社の代表取締役 施井泰平氏などが登壇予定です。「Startup Battle」では、今年ローンチした、もしくはローンチ予定のプロダクトをプレゼンで競い合い、最も優秀なスタートアップを選出。書類審査を通過した約20社による「ファーストラウンド」を12月2日に行い、これを勝ち抜いたチームが12月3日に行われる「ファイナルラウンド」へと駒を進めます。なお、優勝チームには賞金100万円が贈られるとのこと。
3つのイベントプラットフォーム
先述の通り、同イベントは3つのプラットフォームを活用して開催されます。まず、基調講演やピッチバトルなどのメインコンテンツをライブおよびアーカイブで配信するのが「enavle」。各種動画配信サービスの連携やイベント中の広告動画配信および視聴トラッキングなどができるオンラインイベント配信プラットフォームです。
次に、イベント参加者同士が交流できる場を展開するビジネスマッチングプラットフォーム「Jublia」。参加者(登録した参加者)の一覧を確認することができ、商談したい相手を選択すると、事前にアポイントの打診をすることができます。なお、この「Jublia」と上記の「enavle」は、シンガポールのITベンチャーActioport Pte. Ltd.が開発・運営し、日本ではイベントレジスト株式会社が販売中です。
そして、メインステージと連動して進行するサブコンテンツや、当日その場でコミュニケーションが取れる無料のサブエリアが開設されるのがoVice株式会社の提供する「oVice」。ここでは、アフタートークやセッション解説を聞くことが可能です。「oVice」については、先日Techable(テッカブル)でインタビューを行っていますので、興味のある方はこちらからどうぞ。
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Boundless株式会社
イベントレジスト株式会社(1)(2)
(文・Higuchi)