スタイリッシュなデザインと高パフォーマンスな機能性で人気を集める同社が開発中の「VanMoof V」は、2023年に日本への発送が始まる見込みです。
自動車にとって代わるもの
2009年創業のVanMoofはこれまでいくつかプロダクトを展開してきましたが、VanMoof Vは同社初のハイスピード電動自転車。都市部などでの日常生活において活用が期待されるのはもちろん、同社は「自動車にとって代わる製品」とうたっています。実際、VanMoof Vはデュアルモーターを搭載し、二輪駆動の力強い自転車です。最高速度は時速50キロと、バイクや自動車並みのスピードが出せます。もちろん、公道を走行する電動自転車のスピードには上限があり、各国の交通規制に合わせて速度を設定できるようになっています。
安全なファットタイヤ
その他のスペックはというと、ダブルサスペンションとファットタイヤを搭載し、これによりでこぼこの道でも振動を吸収しながら、パンクの心配もさほどせずに走行できます。また、ターボブースト、キーレスロック機能キックロック、オートマチック電動Eシフター、盗難防止機能なども備えます。フル充電での航続距離などは明らかにされていませんが、従来よりも速く、長距離を移動する手段として通勤・通学などに活用できれば、同社が言うようにスクーターや自動車にとって代わるものになりそうです。
自転車が優先される未来を考えて設計されたというVanMoof Vは現在まだ開発中の段階ですが、すでに招待制で予約の受付が始まっています。2022年末までの発送を予定していて、日本への発送開始は2023年となる見込みです。価格は45万円(税込)が予定されています。
VanMoof