周辺をぐるぐる回って駐車場の空きを探すのは骨が折れるし、コンサートやスポーツの試合観戦といったイベント、飛行機の出発などが控えていたりすると焦るもの。そこで米国で展開されているのが、駐車場を事前に予約できるプラッフォーム「ParkWhiz」だ。
使い方はシンプルで、郵便番号や住所あるいはランドマーク(建物名など)を入力すると、マップ上にその周辺で利用可能な駐車場が料金付きで表示される。ユーザーはコレというものをクリックして予約し、当日利用する時にはメールで送られてくるQRコードをプリントアウトするか、携帯端末を機械にかざせばいいだけ。
このサービスのメリットはまず使用したい日時を確実に予約できること。それから、目的地と駐車場がどれくらい離れているかをチェックしたり、周辺の駐車場の金額を比較したりもできる。さらには屋根付きかどうか、管理人がいるのかどうかもわかり、また支払いまで済ませられるのも便利だろう。
もともとはシカゴのメジャーなイベント会場周辺の駐車場のみで始まったが、現在はニューヨークなど30州150都市で展開している。運営するスタートアップはこのほど1000万ドルもの資金を調達し、今後さらに利用できる都市・駐車場を拡充する方針だ。
サービスはウェブ、モバイルアプリ(iOS、Android)に対応。これまでにユーザー100万人の利用があったという。自動車大国・日本でもこうしたサービスの需要はありそうだ。
ParkWhiz