そんな「バーチャル渋谷」にて、ハロウィーンフェス第2弾となる「バーチャル渋谷 au 5G ハロウィーンフェス 2021」(以下、バーチャルハロウィーン)が2021年10月16日~31日の期間、バーチャルSNS「cluster」上で開催されます。
今年は、「FUN FOR GOOD(楽しむことで社会貢献)」というテーマに賛同したアニメ・アーティスト・企業などと共に、さまざまなバーチャルイベントを展開予定。また、バーチャル渋谷空間内および特設サイトに、収益すべてを渋谷区に還元するオフィシャルショップをオープンし、渋谷の課題解決・まちづくりに貢献するということです。それでは、今回発表されたイベントなどを簡単に紹介していきましょう。
オリジナルアバターで参加! 期間限定アバターも
まず注目したいのが、アバタープラットフォーム「AVATARIUM(アバタリウム)」と連携した、リアルとバーチャルの融合体験。参加者は、街中に設置されているスキャナーで自分の全身を撮影して作成した自身のオリジナルアバターで来場することができます。このアバターは、アプリでカスタマイズすることも可能です。また、10月31日までの期間中は、「AVATARIUM」と『劇場版 ソードアート・オンライン -プログレッシブ- 星なき夜のアリア』、『名探偵コナン』がコラボし、各作品の一部のキャラクターの衣装を着たコラボアバターを生成可能。他にも、ハロウィーンならではのドラキュラ、ゾンビメイドなどの衣装もあるようです。
なお、バーチャルハロウィーンでコラボアバターを利用するには、「AVATARIUM」から「cluster」へのエクスポートが必要とのこと。
常設アトラクション
次に、開催期間中を通して楽しめるアトラクションを紹介します。そのひとつ「Vハロコス」では、参加者は自身のオリジナルアバターで仮装コンテストに出場できるようです。バーチャル渋谷内のフォトブースで自身の写真を撮影し、Twitterに「#Vハロコス」をつけて写真を投稿するとエントリーとなります。なお、期間中毎日巡回しているオフィシャルアバターフォトグラファーにチャットで声をかけられ撮影されるというパターンもあるようです。
また、3つのポスターを見つける「FINDING BANKSY展」も魅力的。バーチャル渋谷内に突如出現する「FINDINGBANKSY展 天才か反逆者か」のポスターを見つけると、12月11日の「バンクシー展」先行内覧会の招待券が当たるチャンスがあります。
その他、毎日1時間だけ現れる巨大浮遊城「アインクラッド」を写真に収める「#アインクラッドを探せ」や、コナンにまつわる知識と知恵を駆使して謎解きに挑戦する「コナンからの挑戦状」、バーチャル渋谷のMODIエリアに登場するアイドルの写真を撮影・投稿する「#スタマスフォトコレクション」、スリル満点の2種類のゲームを体験できる「バーチャル渋谷ゲームセンター」といったアトラクションを展開予定です。
期間限定イベントをチェック
続いて、期間限定イベントを紹介します。16日には、『劇場版 ソードアート・オンライン -プログレッシブ- 星なき夜のアリア』の世界同時バーチャルファンミーティング「劇場版 ソードアート・オンライン -プログレッシブ- 星なき夜のアリアVIRTUAL MEETING」を開催。キリト役・松岡禎丞さんとアスナ役・戸松遥さんがアバターで登場し、公開を間近に控えた映画の見どころについて語ります。
その他、アニメとのコラボイベントとしては、30日に江戸川コナン役・高山みなみさん、安室透役・古谷徹さんが登場する「江戸川コナン×安室透 スペシャルトーク in バーチャル渋谷」も開催。新作情報などが明かされるファン必見のトークイベントです。
また、「バーチャル音楽ライブ」には、Creepy Nuts(24日)、MY FIRST STORY(26日)、新しい学校のリーダーズ(31日)が登場。それぞれの人気曲をバーチャル渋谷にて披露します。
そして、「Machico 新感覚ひとりバーチャルカラオケLIVE」も要チェック。JOYSOUNDの店舗で一人カラオケをする声優のMachicoさんが3Dアバターとなってバーチャル渋谷のスクリーン上に登場。その場の投票で決定した楽曲をMachicoさんが熱唱する様子をリアルタイムに視聴できるインタラクティブなイベントです。なお、「投げ銭」などの仕掛けも展開されるとのこと。
その他の取り組みも
以上のように、現時点でも多くのバーチャルイベントが企画されています。加えて今年は、バーチャル空間だけでなく、バーチャル以外でも人気コンテンツとのコラボレーションを実施。世良マリカさん、なみちえさんらを迎え、「Z世代 トークライブ vol.1 @SUPER DOMMUNE」と題したトークイベントなど、Z世代の若者たちに表現・発信の場を提供します。また、「アバターアルバイト」という新しい雇用の形にも挑戦。バーチャルハロウィーンの期間中、バーチャル空間に「イベントスタッフ」アバターが登場し、来場アバターに操作方法やイベント情報の案内などのサポートを行います。この取り組みは、コロナ禍においてアルバイトなど働き口が減ってしまった人に対して、「自分の好きな場所から働ける新しい働き方」として、バーチャル空間上での雇用を提供するものです。
PR TIMES(1)(2)
渋谷5Gエンターテイメントプロジェクト
(文・Higuchi)