「日本で最も美しい村」のひとつをVR空間で表現
「日本で最も美しい村」のひとつ、福岡県朝倉郡東峰村。県全体のDX推進を目指す福岡県が、先端的かつ試行的なデジタル拠点となるパイロット施設を整備している地域でもあります。今回、東峰村が持つ地域資源を、3m×3mのエリアに構築された3階建てのVR空間で表現。ユーザーはヘッドマウントディスプレイを装着することでVR空間に入り、エリア内を自由に歩き回りながら村の魅力を体験することができます。
1階は体験の始まりのチュートリアル、2階は「日本の棚田100選」にも認定されている竹地区の棚田を一望できる360度ビュー、3階は約350年の歴史を持つ伝統工芸品「小石原焼」の世界観を表現した空間およびショップとなっています。
3階の小石原焼フロアでは、VR空間内でコミュニケーションをとれるビデオチャット機能により、VR空間にいながら、スタッフからリアルタイムで説明を受けることができます。また、購入したい陶器があれば画像をタッチしてカートに入れておき、VR体験終了後に会場で決済すると、後日配達してもらえます(東京会場限定)。
地域PRの新たな手法
このように、本イベントでは、現地に足を運ばなくても、東峰村の魅力を体験することが可能です。臨場感が高い、地域PRの新たな手法としても注目されます。ABALは、今後も、地方自治体が地域の魅力を発信する手段として、世界観により没入しやすいVRの活用事例を増やしていくとしています。
PR TIMES
DIGITAL Switch!!FUKUOKA
(文・和泉ゆかり)