そこで直面するのが、パスワードが増え過ぎて管理できなくなること。いくつもあると、どれがどれだかわからなくなったり、あるいは思い出せなくなったりしてしまう。
そうした人はパスワードを一括管理するアプリを活用するといいだろう。このほど登場したPassibleはiOSデバイス専用で、シンプル で機能的につくられている。
AmazonやGmail、Facebook、Instagram、銀行といったよく使うサービスのIDとパスワードを一度登録するとデータは保存され、そしてPassibleのパスコードさえ入力すればそうしたサイトに“フリーパス”でアクセスできるようになる。
ネットの浸透に伴い、こうしたパスワード管理アプリは増えつつあり、有料のものも少なくない。例えば「1Password」はダウンロードに1800円かかるが、「Passible」は無料で10個まで管理できる。もし10件以上、そしてマルチプラットフォームで利用したいなら有料バージョン(10ドル)も用意されている。
気になるのはセキュリティの信頼性だが、軍や銀行などが採用している暗号システム(AES-256)を活用しているという。もし、正しくないパスワードを3回続けて入力するとPassible内のパスワードはすべて消去され、正しいパスワードが入力されればデータはバックアップから戻される仕組みになっている。
安全性が確保され、しかも携帯端末でのネット操作がよりスムーズになるこのアプリ、無料バージョンだけでも活用しない手はないだろう。
Passible