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高等教育機関DXプラットフォーム「Schoo Swing」、新機能も加え正式リリース

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「世の中から卒業をなくす」をミッションに、2012年より社会人向けオンライン生放送学習コミュニティ「Schoo」を提供してきた株式会社Schoo。2014年からは約20の大学・教育機関のDX支援を行い、2021年6月に高等教育機関DXプラットフォーム「Schoo Swing」β版をリリースしました。

そしてこのたび、「Schoo Swing」β版の近畿大学への導入や8月の資金調達などを経て、「Schoo Swing」正式版を提供開始。大学への支援実績やβ版への要望を踏まえて開発した新機能が追加されているようです。

ハイブリッド型教育を実現

「Schoo Swing」は、大学・大学院・専門学校などの高等教育機関のオンライン教育フローを一元化するプラットホーム。これまで複数のツールを使っていたオンライン授業を1つのプラットフォームで実現し、教員の負担軽減に寄与します。

また、学生が事前にオンライン受講か対面受講かを選択できるハイブリッド型教育を提供。学生は、どちらを選んでもコメントやリアルタイムアンケート機能で教員、学生間の双方向コミュニケーションができるようです。正式版では、オンラインでも対面でも同じ画面を見て学ぶことが可能なUI切替機能を追加しています。

双方向型授業の展開とデータ取得

学生の理解度を把握しながら進む「双方向型授業」も特徴のひとつでしょう。これにより、従来のオンデマンド動画配信を含むオンライン授業の「一方通行な授業になりがち」という課題を解決します。例えば、正式版から追加となった、オンデマンド講義動画にクイズや教員コメントを挿入する機能などで授業の双方向性を担保していくとのことです。

双方向型授業を実現する機能として、クイズの他に「なるほど」「もやもや」といったアクションボタンなどもあり、これらへの反応はグラフなどで可視化され、学生の出欠管理や次回以降の授業改善に活用できるといいます。加えて、視聴人数、視聴回数、視聴完了率、視聴維持率、オンデマンド授業の離脱タイミングなどのデータも取得可能なため、よりきめ細やかな指導や教材の改善などを通じた授業体験の質向上を実現できるとのことです。

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(文・Higuchi)

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