もっとユニークなカラーを使ってみたい、本当に自分の好きな色が見つからない……なんて思うなら、DIYでお好みのカラーのメーキャップアイテムをプリントアウトできる3Dプリンター「Mink」がよいかもしれない。
使用手順もシンプル。ユーザーはWebサイトやPinterestなどのSNS、撮影した写真、既存のソフトウェアなどから、好きな色を選び、カラーコード情報(hex code)を取得する。そのカラーコードをPhotoshopやPaintなどのツールに貼り付け、あとはプリントを実行するだけ。アイシャドウ、チーク、口紅、グロスなど、さまざまなメーキャップアイテムに、自分の好きな色を思いのまま取り入れて楽しめるのだ。
開発者のGrace Choi氏によると、「Mink」に用いられている化粧品の基材は、Chanelなどの高級ブランドで使用されているのと同じものを使用しているという。デパートの化粧品専門で販売しているブランドよりずっと安く、思いのままの多彩なカラーバリエーションをDIYでつくれるようになる。「Mink」のターゲットは、まだ特定のブランドにこだわりのない13~21歳の若い世代。価格は200ドル以下程度になる見込みで、今年遅くにローンチ予定だ。
「コレ!と思う色がない……」これまで抱いていたメイクの不満を解消し、あなたの個性をもっと引き立たせてくれる救世主となるかもしれない。
Mink