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公職選挙への応用を見据えた“市民意見収集システム”、つくば市で実証

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株式会社VOTE FOR(以下、VOTE FOR)と株式会社LayerX(以下、LayerX)は、“市民意見収集システム”を構築し、つくば市との共同研究実施を発表。本システムは、同市が実施する「市科学技術・イノベーション振興指針の策定のための市民意見アンケート調査」において使用されます。

高い秘匿性と非改ざん性を備えた“市民意見収集システム”

つくば市では、スマートシティ化の推進による市民生活の向上、および地域経済の活性化につなげるべく、インターネット投票システムの公職選挙への導入や、行政手続きのデジタルトランスフォーメーションに取り組んでいます。

VOTE FORは、つくば市の取り組みを支援。2018年から2020年にかけて、「つくばSociety 5.0社会実装トライアル支援事業」にインターネット投票システムを提供。マイナンバーカードや顔認証システム、ブロックチェーン技術の活用などの実証を重ねてきました。

今回発表された“市民意見収集システム”は、インターネット投票システムへの応用を見据えています。その特長は、「スマートフォンやタブレット、パソコンから回答可能」「回答者と回答内容の紐付けを防止」「回答データを暗号化したまま正確に集計することができる」の主に3つ。

LayerXの開発した、データ利活用とプライバシー保護の両立をはかる秘匿化ソリューション「Anonify」を活用し、集計機能を実装。Anonifyでは、機密性の高い情報の漏洩リスクや、プライバシーに関する懸念を最小化することが可能だといいます。

インターネット投票の推進を後押し

本システムを使用し行われる「市科学技術・イノベーション振興指針の策定のための市民意見アンケート調査」は、2021年10月11日まで実施中。つくば市民および市内在学・在勤者はパソコンやタブレット、スマートフォンから本システムを用いて、アンケートに回答します。

今回の取り組みは、つくば市におけるインターネット投票の推進を、より加速させることが期待されるでしょう。

PR TIMES

(文・和泉ゆかり)

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