最近ではリストバンドのようなウェアラブル・ガジェットで遠隔操作もできるようになったが、アウトドアスポーツ時に音楽をもっと手軽に楽しめるように開発されたのが、音楽のボリュームなどを操作できるグローブ「GoGlove」だ。
■センサーが埋め込まれた指先部分で操作
スキーやサイクリングといったスポーツシーンでの活用を想定している。通常、グローブをしていると、スマホやウェアラブル・ガジェットを操作するのに毎回グローブを外す必要がある。
しかし、GoGloveなら装着したままコントロールできる。つまり、グローブそのものがリモコンになるわけだ。
これを可能にしているのが、Bluetooth機能とセンサー。指の先端にセンサーが埋め込まれていて、2つの指先を重ね合わせるだけで操作できる。これならスキーのストックを持っていても、あるいは自転車のハンドルを握っていてもサクッと音楽を早送りしたりできる。
■手のひらを叩いて起動、誤操作を防止
スポーツ中に意図せず指が重なったら?と思う人もいるだろう。しかし、このグローブはしばらく操作しないとスリープモードに入り、使う前には手のひら部分を叩いて起動させる必要があるので誤操作を防げるという。
ちなみにGoGloveは薄手で、スキーなどのウィンタースポーツ時には インナー・グローブとして着用する。もちろん、厚手のグローブの下でもちゃんと機能する。
現在、資金調達サイトKickstarterで展開しているキャンペーンでは、69ドル出せば入手できる(米国外への発送はプラス15ドル)。調達目標額は5万ドルで、6万ドルを超えたらコントロールの動作をユーザーがカスタマイズできる専用アプリも開発するとしている。
キャンペーンは8月3日まで。
GoGlove