5Gの有用性と可能性を検証した第1弾
フリューとドコモが2度目のタッグを組んだ、本実証実験。2020年2月には、先んじて第1弾の共同実証実験を実施しています。プリ機で撮影した画像をシールに印刷して提供し、さらにモバイル端末ユーザーを対象に、画像データを入手できるサービス「ピクトリンク」を運営しているフリュー社。
これまでは、ユーザーのスマートフォンディスプレイの解像度にあわせて画像サイズを縮小したり、短時間で画像を届けるべく圧縮してデータサイズを小さくしたり、という理由から、元来持っている高品質な画像をユーザーに提供できていないという課題がありました。
そこで、第1弾の実証実験では、ドコモの保有する5Gの技術ならびに知見を活用し、これまで実現が難しかった高画質なプリントシール画像を遅延なく、高速にユーザーへ提供することを目指し、検証を行いました。
AIによる顔認証で“盛れる”設定を提案
このたび実施する第2弾の実証実験は、第1弾で検証した高速・大容量・低遅延といった5Gの特徴を生かしつつ、AI画像認識によるプリ機の新たな顧客体験価値提供の可能性を検証するとのこと。本実証実験では、プリ機「CAOLABO2」(特別バージョン)に、AI顔認証ソフトウェア「SAFR®︎」を搭載。撮影したユーザーの顔画像から初回利用か再訪かを識別します。
再訪ユーザーには、肌質・目鼻のバランス・輪郭など前回撮影時の設定(“おすすめの盛り方”)を提案。ユーザーからすると、プリ機が「自分」を認識してくれている、という新たな体験価値を感じることができるでしょう。
また、引き続き5Gが活用されているため、高画質な画像を遅延なく受け取ることが可能。従来の4Gスマートフォンでも、より綺麗な画像を楽しむことができるとのことです。
本実証実験におけるプリ体験イベントは、2021年9月18日(土)〜23日(木)に、フリューが運営するプリ機専門店「girls mignon(ガールズミニョン)名古屋オアシス21店」にて開催されます。
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フリュー株式会社(プリントシール)
(文・和泉ゆかり)