徒歩・車・公共交通機関に対応
「Yahoo!カーナビ」から導入された機能は、交差点などで進行方向を音声や矢印で案内する「ターンバイターン方式のナビ」と、画面上部にガイドパネル・走行レーン情報または高速道路の出入り口とジャンクション案内を表示する「分岐イラスト」の2機能です。「Yahoo!乗換案内」からは、運休や遅延があった際や混雑を避けたい際、別の移動経路を検索する「迂回路検索」と、初めに検索したルート上から前後のダイヤを簡単に変更できる「ダイヤ調整」が導入されました。
今回の機能導入により、「Yahoo! MAP」の「徒歩案内」では、「ターンバイターン方式のナビ」による目印表示で、曲がるポイントなどを示すナビ画面と現在の位置が分かりやすくなっています。また、ナビ中にルートから外れると自動的にルートを修正する「オートリルート」や目的地の到着時刻表示、ナビ開始後の3D自動表示も導入されました。
さらに機能が追加される可能性も!?
「Yahoo! MAP」はこれまで、「街歩きに最適な機能やデザインもシンプルな表示」にしていたといいます。しかし、徒歩での移動時に「Yahoo! MAP」を使用しているユーザーは、車に乗る時には「Yahoo!カーナビ」を、公共交通機関の遅れなどにより迂回路を確認する時には「Yahoo!乗換案内」を開くなど、移動手段によりアプリを使い分けるというプロセスがあり、少々面倒だと感じる人もいたかもしれません。
今回のアップデートにより、「Yahoo! MAP」だけで徒歩・車・公共交通機関の移動サポートを受けることができるようになったため、よりスムーズな移動体験が実現しそうです。なお、同社の発表では今回の一部機能導入を第1弾としており、今後も機能追加があるかもしれません。
ヤフー株式会社
(文・Higuchi)