自転車乗り向けの製品を数多く開発してきている「RoadID」から、経由ルートを記録する機能などをもった、無料のアプリが提供されている。このほど最新バージョンがローンチされ、家族にとって嬉しいサービスが追加されたという。
ユーザーがランニングやハイキング、ウォーキング、あるいはツーリングなどに出かけたときに、“eCrumb”という機能がユーザーの位置や情報を追跡。追跡情報は随時、家族や友人などあらかじめ指定した相手に対し、emailやテキストで送信される。家族はリアルタイムでユーザーの動向をキャッチできるようになった。ユーザーは、どんなエクササイズを今していて、どれくらいの時間取り組むつもりなのかを、相手に知らせることもできる。
最新版の安心ポイントはそれだけではない。“Stationary Alert”というオプションがあり、ユーザーが5分以上停止した状態と検知されると、指定した相手にアラートが送信される。事故など万一のときに、素早い対応が取れるというわけだ。ただし、トイレ休憩で止まったときにも同様にアラートが送られるので、その点は注意が必要。
また、ユーザーはスマートフォンのロックスクリーンに、自分の名前、居住地、血液型、アレルギーの有無、医療経歴、3つの緊急連絡先といったような、万一のときに必要な情報が表示されるようにセットしておくことができる。このアプリがあれば、心配性の家族がいる場合でも、心置きなく外出できるようになることだろう。
RoadID