裸眼3D広告を平面スクリーンで
近年、屋外大型ビジョンの裸眼3Dコンテンツは、SNSの拡散も含め効果的な広告として評価されています。2021年7月より「クロス新宿ビジョン」で放映されている「巨大猫」もその一例でしょう。そんな中、同社は裸眼3D広告を果地下鉄駅構内などの平面縦型スクリーンでも実現できないかと考え、デモコンテンツの制作や配信の検証を行ってきました。
そしてこのたび「Osaka Metro DOOH Ads Platform」を活用し、ターゲットや時間帯に応じて最大14駅249面へ3Dクリエイティブを配信する実証実験を開始。同時に、インプレッション&リーチをDOOH広告とSNSのパフォーマンスを合算して計測し、費用対効果の高い広告配信を検証します。
なお、平面裸眼3Dデモコンテンツの動画はYouTubeで公開中。
「Osaka Metro DOOH Ads Platform」とは?
同実験に活用されている「Osaka Metro DOOH Ads Platform」は、OOHのデジタル化、DOOHのオーディエンス推計のためのデータベース整備、インプレッション計測、データドリブンなマーケティングを可能とするプログラマティック広告配信プラットフォームです。2021年6月24日~7月11日の期間、プログラマティックDOOHの実証実験として、ニューバランス ジャパンと共に田中希実選手にフィーチャーした動画広告をOsaka Metroにてテスト配信。期間中、「10代〜20代男女」をターゲットとし、37万人にリーチしました。
また8月25日からは、同プラットホームにおいてCPM広告メニューの提供を開始。新たな広告メニューにより、毎週更新されるオーディエンスデータに基づく広告配信のプランニング、柔軟な広告クリエイティブ配信、ターゲットへのインプレッション数に対して発生するCPMベースでの広告出稿、配信レポートの入手が可能となりました。
同メニューでは、「男性30代〜50代ターゲット」「女性30代〜50代ターゲット」「男女10代〜20代ターゲット」「男女30代〜40代ターゲット」を基本に、ターゲット含有率の高い場所・時間帯へ優先的に配信します。また、視認範囲の有効なターゲットインプレッションにのみ課金されるというのも特徴です。
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(文・Higuchi)