取り組みのひとつに、無料で給水スポットを探せるアプリ「mymizu」の提供があります。
同アプリでは、世界中20万ヶ所のカフェやレストラン、公共施設などが無料で給水できる場所「mymizuスポット」として登録されており、どこにいても気軽に水の補給ができます。
国内で広がりを見せる「mymizu」
現在、IKEA Japan国内全店舗をはじめ、47都道府県で計1,200ヶ所以上の飲食店やホテルなどが、給水パートナーとして登録されています。ユーザーが登録したスポットなどを含めると、計9,000ヶ所以上の「mymizuスポット」が、地図上に登録されているとのこと。この夏には、NIKEとの共同キャンペーン「Move for No Waste」を実施し、都内80カ所の「mymizuスポット」が誕生。
80カ所の中には、株式会社アダストリアが運営する「BAYFLOW吉祥寺店」「niko and ... TOKYO」など、ファッションやライフスタイルを提案する店舗も含まれており、賛同する企業や店舗の広がりが伺えます。
「mymizu」でできること。実際に使ってみた
アプリユーザーは、「mymizuスポット」を利用して、ペットボトルを購入する代わりにマイボトルで給水します。また、給水トラッカー機能を利用することで、削減できたペットボトルの本数とCO2の排出量、節約できた金額など、環境への貢献度を可視化することができるとのこと。7月には水分摂取量を記録できる機能が追加され、健康管理にも役に立ちそうです。
実際にアプリをダウンロードしてみたところ、Techable編集部がある港区南青山付近には、思ったより多くの「mymizuスポット」が登録されていました。
公園などの公共施設は青色のピン、カフェやレストランなど給水パートナーとして登録されている施設が黄色のピンのようです。
また、ペットボトル1本分(500ml)の給水を行ったことを記録すると、削減できたペットボトルの本数とCO2の排出量を教えてくれました。
小さなことでも今日の自分がサステナブルな行動をした、という証明のようで嬉しい気持ちになります。
環境問題はスケールが大きく一朝一夕には解決できませんが、一人ひとりの行動の積み重ねが重要だと言われています。「mymizu」を利用して、ついつい買ってしまうペットボトルの削減から、取り組んでみるのもいいかもしれません。
PR TIMES
mymizu
(文・Saki Amano)