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服薬指導のやり方、AIで学生にトレーニング。Qualiagram らが実証実験

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株式会社ピアズの子会社である株式会社Qualiagram が、富士フイルムシステムサービス株式会社が提供する「薬学のレシピ」において、AIを用いた服薬指導トレーニング機能実装に向けた実証実験をスタート。城西大学と協力して取り組みます。

指導がおろそかになりがちな服薬指導のサービス品質向上のため、薬学生の下地を耕し育てるための実証実験です。

属人的になりがちな薬剤師の業務効率化へ

「服薬指導」とは薬剤師の業務のひとつで、患者に対して処方薬の薬効や副作用などの説明を行うこと。薬剤師法で義務として定められている業務であり、患者の自己判断による服用の休止・中止や服用量の増減などを防ぎ、適切な薬の使用を促すためのものです。

服薬指導には、十分な知識にくわえて患者に対する適切なコミュニケーションが必要不可欠。しかし一方で薬剤師が服薬指導のトレーニングをできる環境はいまだ十分に整備されていないのが現状です。知識や経験が属人的になりやすいといった課題がありました。

Qualiagram, 富士フイルムシステムサービス株式会社、城西大学の三者が共同で実証実験

こうしたボトルネックをテックの力で乗り越えます。Qualiagram の開発・運用するAI 解析技術を活用したアウトプットトレーニングシステムである「mimik」、富士フイルムシステムサービス株式会社が提供する「薬学のレシピ」とが連携して服薬指導のトレーニングができる環境を目指します。現在はまだ試作の段階であり、城西大学の協力のもと実証実験がスタートしたばかり。

服薬指導に適切な表情や話し方など理想の振る舞いを事前に撮影し、それを分析して数値化。この数値をもとにシステムを構築して学生に提供します。カメラに向かって学生が手本通りに服薬指導ができているかどうかを採点する仕組み。

城西大学の学生30名程度がこのシステムでセルフトレーニングし、その結果や過程を分析および検証することでシステムの有効性を検証します。

医療現場等のVRトレーニングは他にも例が多く、ワクチン接種が急務となる昨今では「VR注射シミュレーター」なども大きな話題となりました。機械化には特に慎重になる分野ですが、「人的リソース捻出のためにトレーニングを機械化する」という流れは今後も進みそうです。

PR TIMES

(文・川合裕之)
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