世界最大のVRイベント、この冬も開催
バーチャルマーケット(通称 Vket)とは、バーチャル空間上にある会場で、アバターなどのさまざまな3Dアイテムや、リアル商品(洋服、PC、飲食物など)を売り買いできる、世界最大のVRマーケット。開催期間中は24時間運営されていることから、日本はもとより世界中から100万人を超す来場者を誇る、ギネス世界記録にも認定されたVRイベントです。
商品売買のほかにも、会場内で乗り物に乗ったり、映画鑑賞をしたり、音楽ライブに参加するなど、バーチャル空間ならではの”体験”も提供。さらに来場者間で音声によるコミュニケーションが可能で、現実世界で一緒に街を巡っているかのような臨場感が楽しめます。
3Dデータ商品の個人間売買を目的に始まったバーチャルマーケットですが、近年では大手企業の参入などによりリアル商品の販売も充実し、VRコマースの新たな可能性を創出しています。
バーチャル秋葉原からモルカーまで
会場は「私立Vket学園“電市祭” 」「はじまりの街アルメア 旅立ちの春」など合計で15ものエリアに分かれており、それぞれの世界観に沿った催しや展示などを楽しむことができます。先日終了した「バーチャルマーケット6」では、JR東日本の「バーチャル秋葉原駅」や株式会社大丸松坂屋百貨店の「飛び出すバーチャルカタログ」、ヤマハ発動機株式会社が業界初となるバイクのVRシェアライドサービスを発表するほか、BEAMSがモルカーのアバターを再現するなどして話題を呼びました。
衣食住、あらゆる経済活動の新たな未来を垣間見ることのできるイベントです。
大手企業が軒を連ねるイベントですが、Vket では一般からの参加も募集しています。「一般PCワールド」の出展者募集は今月28日からはじまっており、9月13日(月)23:59まで受付。総計534のブース枠があり、抽選結果は9月20日(月)に発表のもよう。出店費用は3,300円です。
「一般Questワールド」の出店者募集は9月上旬からは72のブース枠があり、出店費用は1,100円。応募詳細は決まり次第バーチャルマーケットの公式ツイッター(@Virtual_Market_ )で発表されます。まだ自分の頭の中にだけしかないアイデアをアピールするチャンスです。
PR TIMES
(文・川合裕之)