そんななか株式会社ブイキューブは、米国で急成長中のバーチャル空間型イベントプラットフォーム「Touchcast」を開発・提供するTouchcast, Inc.と国内独占販売契約を締結。「Touchcast」とブイキューブが培ってきたオンラインイベントの配信サポートや運用ノウハウをかけ合わせ、没入感・臨場感の高いオンラインイベントを実現していきます。
MR技術やAIを活用
「Touchcast」は、MRによって構築されたバーチャルセット上にフルHDの高画質でプレゼンター映像を配信します。バーチャルセットは複数のプリセットから選べるほか、実際の空間を3Dモデリングしてリアルイベント会場自体を再現したような空間を構築することも可能。そこに、ライティングや花火などイベントの目的やブランディングに合わせた演出を加えることもできます。また、参加者がアプリインストールなしで視聴できることや、プレゼンターが自宅などから登壇できるもことも特徴のひとつ。主催者と参加者あるいは参加者同士は、テキストや投票機能、絵文字のリアクション、リアルタイムな質疑応答ができるQ&A機能などにより、双方向コミュニケーションを実現できます。
さらに、AIによるプレゼンテーションのリアルタイム翻訳(字幕&吹替)が可能。同時にAIが自動生成するイベントの記事に動画を連動させ、さまざまなメディアで展開することもできます。これにより、イベントのグローバル開催や追体験をサポートするようです。
そして、すべての視聴者行動ログを取得し、エンゲージメントスコアを可視化することも可能。イベント開催のROI向上に寄与する多面的な分析ができます。加えて、マーケティングオートメーションツールとの連携により、リード情報の蓄積も効率的に行えるようです。
配信サポートも提供
ブイキューブは、「いつでも」「どこでも」コミュニケーションが取れる環境を整備することで、時間や距離の制約によって起こるさまざまな機会の不平等の解消に取り組んでいます。「V-CUBE セミナー」や「EventIn(イベントイン)」を中心としたSaaSサービス、配信サポートを行うプロフェッショナルサービスなどを展開。2021年5月には、白金高輪NBFプラチナタワーにオンラインイベントのライブ配信・撮影ができる専用スタジオ「PLATINUM STUDIO(プラチナ スタジオ)」を開設しました。今後は、今回の国内独占販売契約のもと、「Touchcast」とブイキューブの強みを活かした映像コミュニケーションサービスを推進していく構え。2021年10月以降、「Touchcast」を活用する企業などに対し、企画・管理、クリエイティブ、イベント運営、プレゼンターへのレクチャーなど包括的なサポートを提供していくとのことです。
PR TIMES
(文・Higuchi)