リアルタイム合成だからできること
「XR Live Production」では、被写体とCGを撮影現場にいながらリアルタイムに合成・確認することが可能。最終的なアウトプットに近い形をタイムリーに確認することで、よりハイクオリティな映像のアウトプットを期待することができるといいます。また、リアルタイム合成のため、録画撮影だけでなくプレゼンテーションなどのLIVE配信にも活用可能。例えば、YoutubeのLIVE配信に投稿された視聴者コメントをバーチャル空間上に演出として反映させ、配信映像に合成することもできるといいます。
その他、「XR Live Production」を活用することで、会議室やオフィスの一画など狭い空間の撮影でもダイナミックな映像演出が実現でき、低コストで映像を制作できるという点も大きなメリットでしょう。
デジタルコンテンツも開発中!
同社は映像制作の他、XRを駆使したデジタルコンテンツも手がけてきました。過去にはTechable(テッカブル)でも、同社のプロジェクトチーム「テクプラパーク powered by BBmedia」が開発するコンテンツを紹介しています。例えば、自宅のスキマ空間に3Dの街やスイーツなどのステージが出現し、出題される指令やクイズをクリアしていくARアプリ「SEEKAR in the World」や、交通安全に関する学習をサポートするARコンテンツ「交通安全AR」など。これらは主に子ども向けに開発されていますが、「SEEKAR in the World」は大人でも夢中になれるゲーム性を実現しています。「交通安全AR」は2020年9月に開発を開始し、小学生や未就学児にもわかりやすい交通安全教材としてパッケージ化を予定しているようです。
直近では、2021年2月に「昆虫」をテーマにしたデジタルコンテンツをリリース。先述の「SEEKAR in the World」内にイベントステージを追加した他、壁に映し出される昆虫や植物をタッチするとさまざまな変化が起こるインタラクションコンテンツ「こんちゅうみ〜っけ!」や、ジャングルで巨大化した昆虫の攻撃や障害物を避けながら進む「ムシムシパニック!」などを開発しています。
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(文・Higuchi)