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結婚相談所のパートナーエージェント、「sieger」でAI婚活のマッチング精度をさらに向上

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「婚活」という言葉がユーキャン新語・流行語大賞にノミネートされたのが2009年。それから10年以上経ち、年代にもよりますが、だいぶ言葉自体は定着してきたのではないでしょうか。婚活関連のサービスも、さまざまな種類のものが生まれています。

今回紹介するのは、タメニー株式会社が運営する結婚相談所「パートナーエージェント」のAI婚活のマッチングシステム「sieger(シーゲル)」。リニューアルされたばかりのシステムです。従来のAIマッチングシステムと、どう違うのでしょうか。

AI婚活のマッチングシステム「sieger」とは?

AIマッチングシステムというと、機械的な印象を抱く人もいるかもしれませんが、「sieger」にはパートナーエージェントが今まで培ってきた婚活ノウハウが反映されたもの。恋愛領域における文字情報の分析に強みを持っている、NTTレゾナント株式会社(以下、NTTレゾナント)と共同で開発したものです。

siegerでは、年齢や年収といった定量的な情報に加え、職業や趣味、価値観などを表す定量的な情報から会員の適合度を算出。過去の成婚実績データを踏まえて、よりマッチングする可能性の高い候補者を点数化し、パートナーエージェントの成婚コンシェルジュに提案します。

従来のものとどこが違うのかというと、まず理想の相手を紹介するための言語の分析力と理解力が向上している点。恋愛領域における辞書機能が強化されています。また、成婚データの取り込み更新頻度を上げることで、より機動的で柔軟性のある紹介が可能です。

そして、NTTレゾナントの「gooのAI」エンジンは、紹介文だけでなく、職業・趣味・年収・結婚生活に期待することといった、プロフィール内にある複数の要素を活用します。さらに、マッチ度をランキング形式で出力することもできるのです。

求められるのは、より高精度なAIマッチングシステム

「sieger」によって、これまで条件のマッチングを優先することで埋もれてきた本来相性の良い相手が見つけられると期待されています。

コロナ禍で対面で相手を理解する回数・時間が限られている中、「sieger」のような、より精度の高いAIマッチングシステムに注目が集まります。

PR TIMES

(文・和泉ゆかり)

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