■9メートル以内の被写体の動きを感知
Swivlは、被写体の動きを追って回転したりするというスタンド。円盤状で直径11センチ、厚さ4センチ。端末を立てる溝があり、端末をほぼ垂直に保つ。また、ベース部分は360度回転し、20度まで傾斜もつけられる。
いざテレビ電話会議などをするときは、端末をセットして自動モードを選ぶと、端末のカメラが被写体の動きをとらえられるようSwivlが自動で回転したり傾斜をつけたりして被写体を“追跡”する。
例えば、会議でのホワイトボード周辺で動き回って説明をしたり、着席したりといった動作をすべてキャッチし、被写体の言動をすべてビデオに収めることができる。対応範囲は最大9メートル。被写体自身がリモコンを持って端末の向きなどを手動調整することも可能だ。
■クラウド経由で遠隔地へ配信も
また、クラウドサービスを使えば撮影内容を配信できるので、遠隔地にいる複数の人と会議やセミナー、授業などを共有することが可能だ。その際、途中でグラフやビデオといった資料を使うこともでき、会議や授業をより円滑に進められる。
iOSとAndroidのスマホとタブレット端末、それから専用のマウントを使えばDSLRカメラも取り付け可能となっている。Swivl本体とリモコンのセットは299ドル。これに1年のクラウド使用サービスを加えると499ドル。
被写体と、その相手も互いに場所を選ばず簡単にそしてリアルタイムにつながれるこのサービス、仕事や教育以外にもさまざまなシーンで活用できそうだ。
Swivl